退去強制

退去強制

退去強制について

退去強制

入管法は、出入国の公正な管理を図るために、退去強制事由に該当する外国人については、日本から退去を強制することができるとされています。この退去強制事由には、次のようなものがあります。

 

入管法の規定に違反する者

入国又は上陸の手続を経ない者
不法入国者
不法上陸者

 

在留条件等に違反する者
資格外活動者
不法残留者
仮上陸条件違反者
不退去者、不帰船又は不出国者

 

不法入国(不法上陸)幇助者

 

反社会性が強いと認められる者

刑罰法令違反者
売春関係の業務に従事する者

 

日本国の憲法秩序を破壊するなど、日本国の利益又は公安を害する行為を行った者

 

このような退去強制事由に該当する外国人については、在留期間中であっても行政手続により、国外に強制的に退去させることとしています。退去強制事由は厳しい処分ですので、外国人が退去強制事由に該当しているかどうか、退去強制させるかどうかは慎重・公平な手続を経た上で決定することになっています。